Paradise and Lunch

(What's So Funny 'Bout) Peace,Love and Understanding
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To Tell The Truth / ミラクルトーンズ @ 鎌倉 Spiral


SPECIAL BAND 改め To Tell The Truth の3ヶ月に及ぶ東名阪ツアーの最終日が地元鎌倉Spiralで行われた。これは嬉しい。



まず、オープニング・アクトはミラクルトーンズである。ミラクルなメムバーが総勢6名ひしめき合っているので狭いお店は半分近くが演奏スペースになっている。お客さんは入り口近くでスタンディングで観るというなかなか厳しい状態だったが、幸いにもボクらはかぶり付きの席で聴くことが出来た。夕焼け+オレカンの流れを汲むイイ具合にルーズでラフな演奏が堪らなく良い。こんなテイストを持つバンドならではの定番カヴァー曲も痺れた。

藤田洋介 (gt,vo)
飯田雄一 (gt,vo)
鵜沢章 (b)
津田充 (ds)
寺西憲二 (gt,vo)
盛岡隆志 (pedal steel)

01. Armadillo Rumba
02. The Water Is Wide
03.
04. The Weight
05. Patricia
06. 星くず
07. Willin'
08. Truck Driving Man
09. バイ・バイ・ベイビー
10. Forever Young




五郎さんのライヴは鎌倉でも何度か拝見しているが、今回は SPECIAL BAND 改め To Tell The Truth 改名後、初のライヴである。二日前にお誕生日を迎えて65歳になった五郎さん。「ミスター・ボージャングルズ」を歌い続けて45年、おじいさんの歌を歌い続けていたら自分がおじいさんになってしまったと語る五郎さんは相変わらず元気に踊っていた。「平和愛理解」はここ最近レパートリーに加わったボクの大好きなニック・ロウの曲だが、今回はベース・ラインやギターのリフがいつも以上に骨太でオリジナルに近い感覚で無茶苦茶カッコ良かった。

五郎さんのMCはいつもメッセージがさりげなく語られるが、今の為政者に向けた強烈なメッセージを内包する「Licence To Kill」は、今こそ歌われなくてはいけない歌だろう。更には強烈なレゲエ・リディムにダブ効果を加えたイントロから始まる「腰まで泥まみれ」も相当の気迫を感じて心が震えた。この日はサウンドは勿論のこと、歌の力をいつも以上に感じることができた。We Shall Overcome である。

中川五郎 (gt,vo)
中野督夫 (gt,vo)
永原元 (ds,vo)
寺岡信芳 (b,vo)

01. 旅の途中
02. For A Life
03. ミスター・ボージャングルズ
04. (What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding
05. License To Kill
06. 腰まで泥まみれ
07. 言い訳なんて
08. 90 cm

EN. We Shall Overcome
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木下弦二 @ 鎌倉 Bar RAM


ここ最近、弦二さんが上京するたびに定例になってきた感のある鎌倉のバー・ライヴ。折角地元まで来てくれるのだからスケジュールを調整しなくてはと、この日も定時に仕事を終わらせて一度帰宅してからの参加となった。やはり20時半スタートはありがたい。小さなお店には既にいつものヘッヅが集まっていた。

やや季節はずれのオープニング曲「冬眠」からラストの「車のうた」まで、ホンク曲とソロならではのカヴァー曲を良い塩梅に織り混ぜながら、自然体で進むライヴはいつも通りだ。大好きな「ラッキー・オールド・サン」に加え、「昼休み」からのブルー・カラー・ソング4連が聴き応えがあった。また、ここ最近披露されている新曲2曲、特に「みもふたもない」の深遠なリリックは心に染みた。"My God Has No Name"のリフレインが耳に残る。

そしてリクエストに応えてもらった「ヒコーキのうた」。近頃ホンクでも聴く機会が少なくなった気がするが、ソロで聴かせてもらったことは多分初めてだと思う。ネイキッド仕様はなかなか珍しく、ボクの頭の中ではホンク・メンのハーモニーやアラケンさんのうねるベースが鳴っていた。弦二さん、どうもありがとう。

<1st set>
01. 冬眠
02. おいのりのうた
03. 星影のワルツ
04. お手紙
05. 逢いたくて逢いたくて
06. That Lucky Old Sun
07. おもかげ色の空
08. 昼休み
09. 夜明け前
10. 住所不定無職低収入
11. 仕事さがし
12. おバカさん

<2nd set>
01. 生きものについて - Beautiful No Name
02. ブラック里帰り
03. よそ者
04. ワザト Feel So Sad
05. ヒコーキのうた
06. 遅刻します(新曲)
07. みもふたもない(新曲)
08. いつもいっしょ
09. 遠い願い
10. 四月病
11. 車のうた



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Likkle Mai Acoustic Band × アラゲホンジ @ 西麻布 新世界


今回のイヴェントは、「レゲエ meets 民謡」 X 「ロック meets 民謡」である。と言ってしまっては何やらイロモノと勘違いされてはいけないのだが、民謡のまったく新しい可能性を目撃する、またとない絶好の機会となった。



これまでも民謡とロックを掛け合わせようと、たくさんのアーティストの試みがあったと思うが、正直どれも習作の域を出ていないという印象が残っている。しかし、今回初めて聴いたアラゲホンジはなかなか面白かった。ドメスティックなメロディ・ラインの中で、リディムを形成するドラムスとベースがとてもファンキーで、時にメロウなグルーヴ感を醸すなどブラック・ミュージック的な要素を持っていた。和太鼓の音色もラテン的な味付けで、笛のソロではダンドゥットのような響きを感じ、ギターはロックなリード・ソロを取る一方で、ソウルフルなリディム・キープが実に軽快だ。

ラストに披露された、彼らの十八番と思われる「リンゴ追分」では曲間にジョルジ・ベンの「タジ・マハール」が挿入されていたのが強く印象に残った。メムバー各々の個性も実に魅力的だった。



一方、Likkle Mai Acoustic Band は、大熊さんとの出逢いによって、ヌエバ・カンシオンや唖蝉坊に触れ、音楽の幅が大きく広がってきたが、更に民衆の音楽として、民謡へと深化していくことは必然だったのかもしれない。

この日は何と和装で登場したリクル・マイちゃん。金髪、パナマ帽と着物が何の違和感もなく馴染んで、ウクレレを抱える姿は不思議と言えば不思議だが、今回のイヴェントに賭けるマイちゃんの気合の程が良く分かる。

レゲエ・ミュージシャンが民謡とどのように関わっていくのかということは、なかなか難しい作業だと思うが、バンドの盟友たちとのヴァイブレーションは見事で、まったく新しい形でレゲエと民謡が融合していた。すでにライヴで何度か聴いている「スレンテン秋田音頭」などは、すっかり彼らの持ち歌となっていたし、今回は更に「相馬盆唄」「チャグチャグ馬コ」をレパートリーに加え、彼らは前人未到の地を邁進していくようでもあった。

また、新曲「北国の春」は"フォーク・レゲエ"とも言える曲調で、震災から3年経ったマイちゃんの故郷東北に捧げられていたが、曲の中盤からバンドの演奏が加わっていく瞬間などは質の高いバンドならではの重量感を感じた。



アンコールではアラゲホンジとのセッションとなり、初めて聴く、強烈なルーツ・レゲエ・リディムで刻まれる「ドンパン節」には圧倒された。インドネシアのスリンを思わせる笛の響きにダブが加わるなど内田さんのミックスも光り、さらに装いを新たに再演された強烈なリディムの「秋田音頭」。いやはや、こんな個性のある面白いサウンドが聴けるのは世界広しと言えども、この現場だけだろう。素晴らしい瞬間を目撃できた幸運に感謝である。



01. Exodus > Likkle Struggle > 東京音頭
02. 秋田音頭
03. 相馬盆唄
04. のんき節
05. 虹の舟歌
06. チャグチャグ馬コ
07. Home, Sweet Home
08. 北国の春 > 北国の春
09. Why Are You In A Hurry?
10. ダンスガスンダ

E1. ドンパン節
E2. 秋田音頭

E1-2 with アラゲホンジ
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細野晴臣 @ 新宿文化センター大ホール


『Heavenly Music』から早1年。今回のライヴは新作のレコ発ライヴではないが、たくさんの新曲(新カヴァーと言った方が適当か)が披露された。基本的なカヴァー・テイストは『HM』と同様に一筋縄ではいかない審美眼で選ばれているが、古いアメリカのカントリーやポピュラー・ミュージックはボクらにとってはノスタルジーなのか近未来なのか良く分からない独特の響きを感じてしまう。

『2001年宇宙の旅』でHALが歌っていた「Daisy Bell」は実在する古いポピュラー・ソングだが、そんな曲をカヴァーするから余計そんな印象を持ってしまうのかもしれない。比較的、新しい(!)曲としては、「Dear Prudence」のカヴァーが目を引くが、いかにも細野さんらしいセレクトで思わずニヤリとしてしまうセンスだ。

サポート・メムバーは高田漣、伊賀航、伊藤大地の固定メムバーにコシミハルが加わり、ゲストとして徳武弘文が数曲参加した。既にお馴染みの面子なのでサウンド傾向に大きな変化があるわけではないが、「Pom Pom 蒸気」や「Body Snatchers」での徳武さんの円熟したギターはさすがに聴き応えがあった。

世代を超えた音楽家らによって再生される世代を超えた音楽。細野さんが奏でる音楽はいつも刺激的で、好奇心をかき立てられる。


01. Follow, Follow
02. Dark Moon
03. Angel on My Shoulder
04. A Cheat
05. バナナ追分
06. Daisy Bell(Bicycle Built for Two)
07. Dear Prudence
08. 悲しみのラッキースター
09. Too Much Of Nothing
10. Ain't Nobody Here But Us Chickens
11. Tutti Frutti
12. I'm A Fool To Care
13. Desert Blues
14. 29 Ways
15. Pom Pom 蒸気
16. The House of Blue Lights
17. Body Snatchers

E1. Hong Kong Blues
E2. はらいそ




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DACHAMBO / 横浜Bay Hall


『 ”Re-DaRISE”〜DACHAMBO完全復活祭×濱Jam祭 10th Anniversary 』と題された、Dachambo復活ライヴである。彼らのライヴはどのくらい体験しているのだろうと、拙エントリーの過去ログを辿ってみると、朝霧、MDT、エンドレスサマー、オールナイト濱Jam・・・と結構接している。それなのに、何となく、いつも自分が新参者のような気がしてしまうのは単独ライヴに行っていない引け目からなのか、はたまたコアなファンが押し寄せる独特の雰囲気に圧倒されてしまうからなのか。



彼らの音楽はひとつのジャンルに収まりきらない振幅の大きさが持ち味である。そんなこともあって、これまで観てきたフェスでのパフォーマンスの印象は個人的には何となく定まりきらないところもあった。しかし、今回2セットを纏めて聴くと、改めてサウンドの多様性は確認できるが、基本的には強靭なリディムの反復による物凄いグルーヴを生み出していることが良く分かる。特に今回は会場の構造が許すのか、音圧が圧倒的に高く、サイケデリックな視覚的効果もあって、独特の高揚感が時間を追う毎に増していく様子は圧巻だった。

今回は、ようやく参加したワンマン・ライヴだったが、∈Y∋とDJ YOGURTの2セットのDJに、2セットのライヴと、これでもかと言わんばかりの、満腹の6時間半だった。



余談だが、折角のパーティなのだから、物販ブースよりもフードをもう少し充実させてもらったほうが良かった気がする。16:30に入場して、あれではちょっと厳しい。

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Bob Dylan @ Zepp DiverCity Tokyo


ボブ・ディラン、4年振りの来日である。前回2010年の時も同じくZEPPのライヴ・ハウス・ツアーが敢行され、多くのファンが見納めと思っていたのだが、今回再び御大の降臨となった。ライヴ・ハウスと言ってもZEPPは2500人とキャパも大きくちょっとしたホール・クラスだが、さすがに全国5都市17公演がほぼソールド・アウトとなった。

始業チャイム(?)が鳴り、薄暗くシンプルなライティングのステージには、全員グレイのスーツで統一したサポート・メムバー5人と白いスーツのディランが登場。懐かしいのか、はたまた近未来風なのか、何となく不思議な感覚を覚えた。ディランは時折ピアノを弾くが、最後までギターを抱えることはなく、あくまでもヴォーカルに専念して歌った。勿論派手なアクションがあるわけではない。淡々としているが、じわじわと染み入るような歌唱は物凄い訴求力を持っていた。こんなに力強い歌を聴かせてくれるとは思わなかった。そんなディランの歌を的確にサポートするバック・バンドの演奏も派手さはないが、こちらも滋味深い。特にペダル・スティールの響きが全編を通して非常に印象に残った。

前回2010年の時は、毎回セット・リストが変えられていたので、リストの変化に嬉々としたコアなファンが多かったと思うが、今回は基本的に同じリストで統一された。しかも最近の楽曲が多くセレクトされていたということは、現役感をしっかりと強調するという意思なのだろう。それでも、アンコールでは代表曲2曲で締め括られたが、こちらも原曲は一端解体されて、この日の全体のサウンド・カラーに再構築されての披露となった。

齢73を迎えるディランの「終わりなきツアー」はとにかく現役感に溢れていた。何だか、また数年したら観られるような気がして、不思議とこれが見納めという気がしなかった。



01. Things Have Changed
02. She Belongs To Me
03. Beyond Here Lies Nothin'
04. What Good Am I?
05. Waiting For You
06. Duquesne Whistle
07. Pay In Blood
08. Tangled Up In Blue
09. Love Sick

10. High Water (For Charley Patton)
11. Simple Twist Of Fate
12. Early Roman Kings
13. Forgetful Heart
14. Spirit On The Water
15. Scarlet Town
16. Soon After Midnight
17. Long And Wasted Years

18. All Along The Watchtower
19. Blowin' In The Wind
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春風2014 @ 代々木公園


3月最後の週末、代々木公園の桜も一部開花して、春らしい気持ち良い一日となった。今年も二日間にわたり、充実した内容が用意されていたが、今回は残念ながら時間の都合で一組だけを観ることができた。



一昨年、沼澤尚 X 辻コースケの強力なリズムを浴びたのも記憶に新しいが、今年はそのリズム隊に勝井祐二が加わった強力なコラボレーションを聴くことが出来た。おそらく、大まかな流れを決めただけで、音を即興で組み立てていくのだろうが、各々が持っている技巧が絡み合い強力な磁力を発していた。長尺の演奏は沼澤、辻の複雑極まるリズム構成に勝井のROVO的なスペーシー・ヴァイオリンが重なり合い最高潮で終演を迎えた。
こんな素晴らしい音楽をフリーで体験できるのだからありがたいことだ。きちんとカンパをしなければ。



例年よりも出店の数が少し少なめだった気がするが、個性的なお店を巡るのは代々木公園のイヴェントの楽しみのひとつでもある。気の利いたブートTシャツを見つけたので一枚買い求めたが、若干サイズが大きめだったか。
こんな風にソーラー・パネルが敷き詰められる風景はとても気持ちが良いものだ。

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Wilko Johnson @ 恵比寿 LIQUIDROOM


すべての公演が即日ソールド・アウトになったウィルコ・ジョンソン。ボクは何とか追加公演のチケットを入手することができたのだが、会場のリキッドルームは週初めにもかかわらず超満員で、仕事帰りと思しき年配層もちらほら見かけ、やはりファン層の厚さを感じた。おそらく誰もが、これが最期のライヴになるだろうと言う気持ちで足を運んでいることもあり、開演前の会場は普段とは違う雰囲気が漂っていた。

定刻通りに登場したウィルコは、全くやつれた様子もなく、冒頭からスピード感のあるロックン・ロールをピックを使わない独特の奏法でゴロゴリ弾きまくる。少しハイ・トーンのヴォーカルも力強く、とてもすい臓がんに侵され余命僅かとは思えなかった。

赤いカール・コードに繋がれ、トレード・マークの赤いピック・ガードを貼り付けたテレキャスターを抱えてステージ上を行ったり来たりして動き回ったり、これまたトレード・マークのマシンガン奏法を披露してくれたりと、おそらくいつも通りのライヴを見せてくれているのだろう。

しかし、彼の状況を考えると、残り少ないギグを精一杯盛り上げようとする盟友ノーマン・ワット・ロックのベース・プレイとも相まって、ウィルコが最期のロックン・ロール・メッセージをすべて見せてくれているように思えてならなかった。

余命僅かと分かった時、残された人生をどう生きるのか?誰でも直面する可能性のある切実な問題だが、こんな風に最期を生きることができればと誰しもが思うだろう。それでも、アンコールでウィルコが "Bye Bye" と気丈に歌う気持ちはいかばかりかと思うと、胸が一杯になってしまった。
やはり、今回は特別のライヴだった。心からウィルコに感謝をしたい。



01. All Right
02. Barbed Wire Blues
03. The More I Give
04. Dr. Dupree
05. Going Back Home
06. Roxette
07. Sneakin' Suspicion
08. Keep on Loving You
09. When I'm Gone
10. Can You Please Crawl Out Your Window
11. Paradise
12. Don't Let Your Daddy Know
13. Back in the Night
14. She Does It Right

E1. Bye Bye Johnny

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桃梨 / LIKKLE MAI & THE K @ 阿佐ヶ谷ロフトA
題して "ALTERNA MEETING vol.1" が阿佐ヶ谷ロフトAで開かれた。
3.11から3年経ち、東北を忘れまいとする「もうひとつの集まり」である。
奇しくも岩手出身の JIGENとLikkle Mai の初共演となったこのイヴェントは比較的幅広い年齢層のお客さんを集めて満員となった。

■LIKKLE MAI & THE K


ヘプトーンズのカヴァーで始まった LIKKLE MAI & THE K はウクレレとフルアコの相性も良く、とてもヴィヴィッドに響く。マイちゃんのウクレレが導入されたことでリディム・キープが途切れることなく、THE K のギターに自由度が増すことになった。デュエットのユニットだが適度にダブが施されることでサウンド面の表情が豊かだ。

最近、特に力を入れている「スレンテン秋田音頭」や「プナーニーのんき節」は、まさに世界中でも彼らだけしか表現し得ないサウンドだ。「のんき節」では小さな子どもの掛け声が掛かるなど思わず会場が和んだ。

01. Book Of Rules
02. My Woman
03. 秋田音頭
04. のんき節
05. さよならバビロン
06. Home Sweet Home
07. 北国の春
08. The Life Is Simple and Beautiful
09. ダンスガスンダ

■桃梨


ソウル・フラワー・ユニオンではお馴染みのJIGENと上村美保子。
二人が桃梨というユニットで活躍しているのは知っていたが、ライヴを観るのは今回が初めてである。積極的に震災支援の活動を続け、その訪問ライヴが100回を超えるというのだから、半端な回数ではないが、彼らのパフォーマンスは、そんな現場を知っているものだからこそが持ちえる優しさと力強さを持っていた。

しかもすべての年齢層に受け入れられる芸は決して迎合的なものではなく、彼らの美学が筋として一本通っているから潔い。「狐ショー」は勿論のこと「両手に願いを」など、とにかく芸達者である。ミホちゃんの明るさはともかく、JIGENに対してはこちらが勝手に強面のイメージを持っていたが、MCを含めたそのキャラクターは非常に魅力的で微笑ましかった。



途中、トーク・コーナーがあり、それぞれ、被災地に対する取り組みや故郷への思いなどを語ってくれた。JIGEN の「とにかく現地に行って現地を見て欲しい」という言葉が印象的だった。

そして、いよいよセッションである。まず、マイちゃんが歌ったのは「平和に生きる権利」。スカ・アレンジでリディムを強調した THE K のギター・カッティング、ミホちゃんのオーガスタス・パブロなピアニカに痺れる。後半部では客席全員で「ラララ〜」で大合唱し、「再稼動反対!原発いらない!」のコールで締め括る。

次に桃梨がセレクトしたのは、何と「さらばシベリア鉄道」。確かに大瀧さんは岩手の大先輩だ。まさか、この曲を聴けるとは思わなかったが、全編を貫いた JIGEN の高速チョッパー・ベースが強烈だった。

イヴェントは3時間以上におよび、終演後には打ち上げまで予定されていたが、時間も遅かったので残念ながら失礼したが、心の篭った手作り感のある素晴らしいイヴェントだった。






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こだま和文 @ 鎌倉スパイラル 〜 鎌倉jam Vol.10 〜


塚本功がオーガナイズする"鎌倉jam"。最終回の「Vol.10」として、こだま和文を迎えたスペシャル・ライヴが鎌倉スパイラルで行われた。限定65名の予約は早々にソールド・アウトとなってしまったが、盟友 garson 君の尽力で当日に何とか潜り込ませてもらえることになった。多謝。

塚本功は以前、同じく"鎌倉jam"で、中村まりとのコラボで聴いたことがあるが、エフェクターを使わずに、多彩な奏法でエレキ・ギター元来のピュアな音色で聴かせてくれたのが印象的だった。今回はメイン・アクトはこだま和文だが、技巧を凝らしたギターのバッキングも聴きどころとなっていた。

こだま和文のソロを纏まって聴く機会はあまりなかったが、まさか、鎌倉の小さなバーで聴くことができるとは思わなかった。お馴染みの「ロシアより愛をこめて」や「ゴッドファーザー愛のテーマ」など独特のカヴァー・センスが彼らしく、内田直之のダブ・ミックスも効果的だった。意外にもトランペットを置いてマイクを握り、RCの「スローバラード」を歌いだしたときは驚いた。

セッション的なコラボだったので、全体的に若干荒さは目立ったが、なかなか貴重なセッションを聴くことができたのではないだろうか。今更ながら、塚本功の人脈の広さを思い、"鎌倉jam"がラストだというのが、惜しい気持ちになってきた。

Tp.Vo:こだま和文
Gt.Vo:塚本 功
Ba:笹沼位吉
Dr:菅沼雄太
Dub Mix:内田直之






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