Paradise and Lunch 反戦・反核・反安保

(What's So Funny 'Bout) Peace,Love and Understanding
上間綾乃 & 村吉茜 @ 小岩 居酒や こだま


新年早々、若き唄者の本格的な沖縄民謡ライヴを観てきた。上間綾乃と村吉茜のデュエット・ライヴ、題して「新春ライブ 島娘唄の旅 Vol.1」である。初めて訪れた小岩にある「居酒や こだま」は、広いお座敷席があるとても大衆的なお店で、何だか沖縄の民謡居酒屋に来ているような雰囲気だった。洒落たライヴ・ハウスも良いけれど、やはり沖縄民謡は民謡居酒屋で聴く方が断然似合う。

上間の相方の村吉は今回初めて聴かせて頂いたが、上間の後輩で同じ民謡協会に所属しているという。今年が年女(24歳)と言うから、まだまだ若い唄者だが、なかなか堂に入った歌いっぷりだ。演目は民謡居酒屋に相応しく、オリジナル曲は封印して、ほぼ全曲が民謡で二人で交互に歌うスタイルで進行していった。恥ずかしながら知っている曲は数曲だったが、曲間ではお互い「アヤネエ」「アカネ」と呼び合うウチナー・イントネーションのトークも微笑ましく、店内は何とも暖かい空気に包まれていた。

新春から若く美しい唄者の唄が聴けるなんて、なんとも嬉しいではないか。正月気分が抜けきれないボクらは美味しい沖縄料理に舌鼓を打ち、泡盛の杯も進んですっかり酩酊してしまった。やっぱり沖縄民謡は良い。そうだ、今年こそは休みを取って渡沖しないといけないな。

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吾妻光良&The Swinging Boppers @ Mt.RAINIER HALL SHIBUYA


初めて訪れた「Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE」は、なかなか良いホールだった。渋谷109の隣という便利な立地に加え、会場は適度な傾斜があって観易く、カップ・ホルダーが付いた椅子がとてもゆったりしていて気持ちが良い。さすがに新設ホールだけあって、全体的なアメニティは高い。

さて、個人的には久し振りのバッパーズの公演。サブ・タイトル「たまには座って見よう」はファン層を考えれば至極当然な選択だろう。吾妻さんもお客さんが「座って」観ていることには随分とつっこみを入れていたが、考えてみたら、ビッグ・バンド・スタイルは座って観る方が雰囲気ではある。オープニングのお約束のソロ演奏などは座って余裕で拍手する方が似合っているし、やはり大所帯のアンサンブルが一糸乱れず、バシッと決まったときの爽快感は所謂ロック・バンドでは味わえない魅力だ。

演奏曲は熟成された代表曲で盛り上がるのは勿論、ブロークン・イングリッシュを揶揄した「アイ・アム・ワイン」や「つぶやき」を題材にした新たなIT賛歌「ガンボ・ デ・ツイッター」なども披露されたが、吾妻さんらしい視点が可笑しかった。

バッパーズのライヴ(ボクの観た限りでは)は必ず女性アーティストが登場するが、今回は Leyona が登場した。彼女は特にオヤジ連中から寵愛を受けているが、吾妻さんも「家において置きたい」などの不規則発言もあるくらいのお気に入りで、勿論ボクも大好きなアーティストなので嬉しかった。お約束の「おもて」や「SILENT GEORGE」は何度聴いても(勿論観ても)華やぐ。特にこの日の Leyona のヴォーカルは艶やかでホントに上手い歌手だなぁと感心した。

吾妻さんは相変わらず、アルコールでメートルを上げながら、MCも演奏も絶好調だった。前後半で約20曲にアンコールもたっぷり披露してくれ、まさに上質のエンターテイメントを満喫できるライヴだった。



(1st Set)
01. Things Ain't What They Used To Be
02. 最後まで楽しもう
03. Good Morning Judge
04. バッチグー
05. アイ・アム・ワイン
06. 俺たち相性いいぜ (We Go Well Together)
07. Let your hair down
08. ガンボ・ デ・ツイッター
09. 誕生日には俺を呼べ

(2nd Set)
10. 道徳HOP
11. 顔のシワ >
12. 嫁の里帰り
13. 小学校のあの娘
14. おもて寒いよね (Baby,It's Cold Outside) *
15. あなたに捧げる (Dedicated to You) *
16. SILENT GEORGE *
17. 150から300
18. On The Sunny Side Of The Street
19. 学校出たのかな

(encore)
E1. L.O.V.E *
E2. 高田馬場へ
E3. ゴミの日来るまで
E4. もったいない

* with Leyona
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Daniel Lanois @ Billboard Live Tokyo


深いエコーがかかった幻想的なサウンド。ダニエル・ラノワが創りだす深遠な音像は誰にも真似のできない独特の肌触りを持っている。それは、U2やネヴィルズなど本来出自の違うアーティストのプロデュース作品でも彼のソロ作品でも一貫しており、彼が携わる作品には間違いがないという信頼感がある。

そんなラノワのまさかの初来日ライヴではあるが、今まで音盤で聴いてきた印象からは、正直どのようなライヴになるのか想像がつかなかった。しかし、帯同したドラムスのブライアン・ブレイド、ベースのジム・ウィルスンという猛者からなる最小限ユニットを従えて、ラノワは思いの外、ギターをガツガツ弾くパフォーマンスを魅せ、見事なまでに纏まったスリー・ピースのバンド・サウンドを聴かせてくれた。

時として激しくプレイするスタイルは一瞬ニール・ヤングを想起させる瞬間もあったり、兎に角、ラノワの独特の世界を十分に堪能できる密度の高い演奏だった。会場がビルボードということで時間的には1時間半と短かったが、逆に途中一度も集中力が途切れることなく、すべての楽器の一音一音をまさにひとつ残らずに聴き込むことができた気がする。ホント、観逃さなくて良かった。個人的には新年初ライヴとして最高の幕開けとなった。

01. The Maker
02. Silverado
03. Slow Giving
04. Messenger
05. Agave
06. Steel
07. Shine
08. Duo Glide
09. Fire
10. Still Water
11. Ring The Alarm
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脱原発世界大行進 in 横浜


「脱原発世界大行進 in 横浜」に参加してきた。
今年の「デモ初め」である。

個人的には冬のデモは初めてだったが、お天気は良くても、さすがに夕刻になると寒い。それでも「脱原発世界会議2012 YOKOHAMA」に連帯するべく、4,500人の方々が音の鳴るものや楽器を持ち寄り、手製のプラカードや山車を作って、集まった。





コースは横浜駅近くのポートサイド公園から、みなとみらい地区を通って山下公園まで約4キロ。デモ・コースとしては比較的長く、およそ2時間のパレードとなったが、日頃運動不足のボクにとっては良い運動になった。





現在国内の原発54基のうち、稼動しているのはたったの5基だけ。しかもこの5基は今年4月までに次々と定期検査にはいる。現在ストレステストの結果を国に提出している原発の再稼動を認めなければ、本当に2012年は原発稼動ゼロが実現する。この絶好の機会を逃すまい。

まず止めなければ何も始まらない。
原発稼動ゼロでもやっていけることを証明しよう。
再稼動をさせないために、諦めずにあらゆるアクションを!
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週末は「脱原発世界大行進 in 横浜」へ


今年初めての大規模パレード!
あと6基を止めて、今年を原発フリー元年に!

パレードにはサウンド・カーが2台出動!
Likkle Mai も参加予定!

鳴り物とプラカードを持って横浜へ集合!

今年もしつこく言い続けます。
NO NUKES!

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I wish you a happy new year
あけましておめでとうございます。

新しい年が音楽を楽しめる平穏な年でありますように。

そして、今年こそ何としても原発稼動ゼロを実現して、
希望のある未来に向けた"原発フリー元年"になりますように。


ということで、今日から「仕事始め」。拙ブログもエントリー始めです。



まずは、すべてが変わってしまった2011年の大晦日の備忘録を少しだけ。
例年年末は静かに過ごし、除夜の鐘を家族でつきに行くというのが恒例なのだが、今年は少し趣向を変えて盟友とサムズアップの年越しライヴに行ってきた。勿論、お目当ては2011年、兎に角、熱心にフォローし続けてきた東京ローカル・ホンクの聴き納めライヴを観るため。特別ゲストで友部さんが「窓」から入ってくるというサプライズ!そして、Mooney たちと迎えた、カウント・ダウンの大騒ぎ。たまにはこんな賑やかな年越しも良い。

今年もよろしくお願いします。

追伸) tldさん、とっても貴重な「お年玉CD」ありがとうございました。



(STOVES Set List)
01. お休みの日
02. 社会のワレメちゃん
03. サンダル鳴らしの名人
04. 雨の向こう (*)



(THUMBS UP Set List)
01. 生きものについて - Beautiful No Name
02. 生きていることを見ているよ (*)

(*) featuring 友部正人

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"The Moonriders Rooftop Gig" @ タワーレコード新宿店屋上




新宿は雲ひとつない、まさに "正月みたいな" 日本晴れだった。ホントに真っ青な空だ。中野サンプラザの最後のライヴから10日あまり、いよいよ明日12月31日でバンドとしての活動を無期限で休止するムーンライダーズのホントに最後のギグを幸運にも観ることができた。

ルーフトップ・ライヴと言えば、誰もが思い浮かべるのがビートルズの「Let It Be」だが、当然ムーンライダーズも最後のパフォーマンスとして意識した企画である。流石に今の時代、ジョンのような毛皮を着るわけにはいかないが、鈴木兄弟はムートン裏地のモコモコなコートを着て登場した。しかも慶一の緑のパンツは明らかにジョージを意識しているので思わずニヤリとしてしまった。

オープニングは何と「Get Back」のイントロ・フレーズから「Who's Gonna 〜」に入るという見事なアレンジで、間奏部にもフレーズが挟み込まれていた。もう、このセンスには脱帽するしかない。そして、間髪入れずにマン・ドライヴ・ダブな「エレファント」が聴けるなんて…。屋上なのに音が物凄く良くて、ロック・バンドとしてのアンサンブルが見事だ。

大好きな「9月の海はクラゲの海」を演ってくれたのも嬉しかった。"12月だけど" と言って演奏されたこの美しいメロディを聴いていたら、もうこれが最後なのか思い、目頭が熱くなってしまった。今回のセット・リストはメンバー間で、かなり意見の交換があったらしいが、『カメラ=万年筆』からは2曲も選ばれた。特に「無防備都市」は久し振りに聴くニュー・ウェイヴ・スタイルで、しかもライヴでは、あまり聴いたことがなかったので嬉しかった。

やはり「スカーレットの誓い」は外せなかったか。中野でもこれが最後だと思い声を出して歌ったが、今回はホントの最後ということで、思い切り拳を振り上げながら歌った。この曲には、やはり思い出がある。色々なことが思い浮かんできて、またしても目頭が…。慶一のコーラス・パートのヴォーカルが結構新鮮だった。そしてラストは「No.9」。はずされた。まさか、こう来るとは思わなかったが、このセンスもムーンライダーズならではということか。

そして、予定外というアンコール曲「トンピクレンッ子」がムーンライダーズ最後の曲となった。まさに "富士山が見える" 晴天の日に屋外で聴くには最高の曲かもしれない。とにかく盛り上がった。"ワッハハワッハハハ" お客さん全員で唱和した。

今回も無期限活動休止については何もMCはなかった。それでいい。
そして、慶一の最後の言葉が "いい正月を迎えてくれ! さようなら!" だった。
振り返ると新宿の空にボクらを見守っている月が見えた。何という情景なのか!
ありがとう そして Ciao! ムーンライダーズ。



01. Who's Gonna Die First? > Get Back
02. エレファント
03. 水の中のナイフ
04. 果実味を残せVieilles Vignesってど〜よ!
05. 9月の海はクラゲの海
06. 無垢なままで
07. MT.,Kx
08. 無防備都市
09. スカーレットの誓い
10. No.9

E1. トンピクレンッ子




Ustream から
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ソウル・フラワー・ユニオン @ F.A.D YOKOHAMA


「忘れたいこともいっぱいあるけれど、忘れたらあかんこともいっぱいある」
( By 中川敬)
2011年は、忌まわしい大震災と犯罪的な原発"人災"事故が起きてしまった年として、歴史的な年になってしまった。そして、ボクらが住んでいる世界が、それまでとは明らかに変わってしまったという現実も受け止めざるを得なくなった年だった。

3.11直後は、とてもじゃないが音楽を聴く気などしなかった。世の中は「自粛ムード」に覆われ、殆どのライヴが中止されていた。そのような時に、ボクらの常態へ戻る「きっかけ」を作ってくれたのが、3.29、同じ会場で行われたソウル・フラワー・ユニオンのライヴだったことは、以前エントリーした通りだ。

そして、あれから9ヶ月、この日のライヴは「忘年会」で無礼講だと言いながら、冒頭の中川の言葉があった。まさに、2011年を締めくくるに相応しいライヴだった。ライヴのオープニング曲は、その日のライヴのテーマになるのではないかと思うが、この日、「港町ブルース」(森進一)を流しながら登場した彼らは「うたは自由をめざす!」で「被災地」を詠み込んだ。比較的アンコールで演奏されることが多い同曲を1曲目に配し、ソウル・フラワー・ユニオンらしいフル・アクセルの疾走感でスタートした。

彼らは自腹で被災地に入り、音楽家として現在も活動を続けている。彼らの現場を貫く姿勢は全くぶれる事がない。その中から生まれたのが「キセキの渚」だ。"何度もやり直す しつこく巻き返す" の歌詞が現場で得た言葉だからこそ力強い。そして、これは被災地に向けられただけでなく、すべての人に向けたメッセージとボクは受け取った。

そして、このメッセージは脱原発アクションへと繋がる。来年は、いよいよ原発稼動ゼロが実現する年だ。現在稼動している6台は来年4月までにすべてが止まる。『THE NUCLEAR ERA IS OVER if you want it』 会場に大きく掲げられ、中川自身もTシャツを着用していたメッセージ。何としても来年を原発ゼロ元年にしたい。未来へ向けたこの絶好のチャンスを逃したくない。「極東戦線異状なし!?」で高らかに "あの原発をやめさせろ 原子力村のゴロツキの首根っこを押さえるぜ" と歌い上げ一段と高い歓声が上がったのには身震いがした。

2012年、彼らは一層ブレルことなく活動を続けるだろう。そして、ボクらもライヴで彼らの音楽を満喫し気持ちを奮い立たせる。そう、"何度もはね返し、しつこくよみがえる"のだ。絶対に忘れてはいけないことはたくさんある。ボクらは来年もしつこく動く。諦めない。ソウル・フラワー・ユニオンに感謝だ。

追)ところで当日は更にアンコールが4回もあったんだね。(悔!)



01. うたは自由をめざす!
02. 月光ファンファーレ
03. シンヤの祝福
04. 死ぬまで生きろ!
05. キセキの渚
06. ラヴィエベル〜人生は素晴らしい!
07. 平和に生きる権利
08. 海へゆく
09. サヴァイヴァーズ・バンケット
10. もぐらと祭り
11. ひぐらし
12. ヒューマン・ネイチャー
13. 風の市
14. 満月の夕
15. おいらの船は300とん
16. 郡上節
17. 極東戦線異状なし!?
18. そら
19. ファイアクラッカー
20. ダンスは機会均等 >
21. ホライズン・マーチ
22. 秋田音頭
23. 殺人狂ルーレット
24. 海行かば 山行かば 踊るかばね

25. 神頼みより安上がり
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Leyona's Xmas Party 2011 @ 横浜Thumbs Up


昨年に引き続き、横浜サムズアップ恒例の Leyona のクリスマス・パーティにオヤジ三人組で参加してきた。今年は blues.the-butcher-590213 とのジョイント形式ではなく、Leyona の単独形式だが、ゲストにはエマースン北村も参加しているので、昨年との違いはホトケと KOTEZ が参加していないことだけ。当然のことながら全体の演目はブルーズ寄りではないが、昨年同様 Leyona の魅力に溢れたライヴとなった。



まず前半は Leyona の弾き語りから始まる。さしずめ今夏、由比ガ浜で拝見したようなリラックスした雰囲気で、「うた」「ハーモニー」といった定番曲で会場を少しずつ暖めていく。「Turn Your Lights Down Low」(ボブ・マーリー)、「Baby #1」(忌野清志郎)のカヴァー・センスが素晴らしい。ちょっとハスキーで独特の脱力MCも相変わらず愛らしく会場のファンとのやり取りも微笑ましい。

(Solo Set)
01. うた
02. ハーモニー
03. Melody
04. Turn Your Lights Down Low
05. パッチワーク
06. Baby #1



後半はセクシーな赤い衣装にお色直しして登場し、場内の四方から「カワイイ」の声がかかる(確かにカワイイです)。お馴染みの沼澤尚+中條卓の鉄壁リズム隊とエマースン北村が抜群のサポートでサウンドに厚みを加えていくが、Leyona のアコギのギター・カッティングが無茶苦茶格好良いことに改めて気がつく。洒落たコード進行を持つ都会的でファンキーな作品は、やはり彼女のギターに負うところが実は多いのだ。「Fairyland」とか「Tone」のギターなんてホント素晴らしいし、オーガニックな肌触りを感じるところも良い。
本編ラストは、お約束の「LOVE」メドレーで大いに盛り上がったが、数日前の矢野顕子のライヴでも演奏された大好きな「風をあつめて」が聴けたことも嬉しかった。

(Band Set)
01. How Sweet It Is To Be Loved By You >
02. Sweet Baby Love >
03. Fairyland
04. Town to Town
05. The Beat Goes On
06. 風をあつめて
07. Smile
08. Brown Sugar
09. Tone
10. Cracking
11. L-O-V-E > LOVE

E1. STARS
E2. クリスマスソング
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40 YEARS


1971年12月24日、当時駅前のビルの半地下にあったレコード店「すみや」で買った、まさにボクの「ハジレコ」である。その頃の小遣いではLPレコードには手が出なかったが、ラジオの洋楽チャートでヒットしていた、この曲のシングル盤を少し緊張しながら買ったのを覚えている。その時の少し誇らしい気持ちとクリスマスの夕方の風景は何となく今でも記憶の隅にある。ちなみに「Happy Christmas(War Is Over)」も同時にヒットしていたはずだが、何となく季節商品のような気がしていたのだろうか、あまり迷わなかった気がする。

この曲はそれから9年後に、毎年12月になると世界中で最も聴かれる曲になったが、今から考えても良いレコードを選んだものだと思う。40年経った今でもボクの基本的な価値観は当時と何も変わっていないことに我ながら感心するが、いずれにしても、その後のボクのリスニング人生は、すべてここから始まったのだ。
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